約 4,847,776 件
https://w.atwiki.jp/sentai-hero/pages/871.html
【ライダー名】 骸骨恐竜(仮面ライダーセイヴァー) 【読み方】 がいこつきょうりゅう(かめんらいだーせいヴぁー) 【変身者】 狗道供界 【スペック】 パンチ力:不明キック力:不明ジャンプ力:不明走力:不明 【登場作品】 小説 仮面ライダー鎧武(2016年) 【詳細】 セイヴァーの小説限定の特殊形態の1つ。 滅びの間際、無数の骨に飲まれ暴走した仮面ライダーセイヴァー。 骸骨で出来た肉食恐竜。 頭部が四つに裂け中心に巨大な髑髏に埋まったセイヴァーが存在する。 当初は僅かに自我が残っており、「わたし、は……じん、るいを……わた、しが……わたし、を」と人類の救済を諦めない言葉。 鎧武極アームズの問い掛けに対し「……わたし、を……た、すけて……」と本心を吐露していたが、意識を失い暴れ始めた。 必殺技はなし。 【余談】 元ネタは鎧武関連で公開された『仮面ライダー大戦』に登場した同名のバダン総統の変身した骸骨恐竜形態。
https://w.atwiki.jp/cyborg_1000/pages/10.html
関連ブログ @wikiのwikiモードでは #bf(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するブログ一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_161_ja.html たとえば、#bf(ゲーム)と入力すると以下のように表示されます。 #bf
https://w.atwiki.jp/aquarianagetcg/pages/4377.html
Break Card イレイザー 3F/1C サイボーグ 3/5/3 ≪このカード≫は、ファストカードのタイミングで、あなたのテリトリーのキャラクターにセット宣言可能。 あなたのテリトリーに、ブレイクしているネームレベルキャラクターがいる場合、≪このキャラクター≫はペネトレイトを得、+1/+1/+1される。 No.3789 Rarity UC Illustrator 碧風羽 Expansion 約束の世界 カード考察 ブレイクしたネームがいるとスキルを得てサイズが強化されるサイクル。 かなり緩い条件でサイズが大型ブレイク並みになるのに3F1Cと軽く、コストパフォーマンスに優れている。 しかもノンネームのため量産が可能。 ファストタイミングでセットできるので奇襲性もあり、ノンネームのアタッカーとしては優秀な部類だろう。 黒では高い攻撃力を最大限に活かせるペネトレイトがつくのでビートダウン要員として非常に優秀。 サイボーグ分類への優秀なサポート能力を持つロディアを脇に立たせたい。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/41980.html
登録日:2019/05/05 (日) 15 45 42 更新日:2024/03/07 Thu 21 09 21NEW! 所要時間:約 16 分で読めます ▽タグ一覧 アーマードライダー インフレの極致 カルト教団 ザクロ ブラッドオレンジ ユグドラシル・コーポレーション ラスボス リンゴ 三流 世界 仮面ライダー 仮面ライダーセイバー→ではない 仮面ライダーセイヴァー 仮面ライダー鎧武 仮面ライダー魔蛇 寂しがり屋 小説からが本番 平成ライダー 悪役ライダーリンク 救世主 狗道供界 神 神様気取り 空っぽ 藤井祐伍 金メッキ 鎧武外伝 骸骨恐竜 髑髏 魔蛇 鳥羽潤 黒の菩提樹 「貴方の目的は“神項目を生み出すこと”だ……。私ならそれを叶える事が出来る」 「wiki籠りには無理なことだ」 「冗談はよしてくれ。三流の分際で……」 「……!」 「wiki籠りの事は残念だよ。彼は私の理解者ではなかった」 「今ではただの邪魔ものにしか過ぎない。それでも僕が認めた編集者だ」 「だが君は違う! 君には何の可能性も感じない!」 「貴様みたいなつまらない男が……神項目を作れるものか!」 「戦極凌馬ァァァアアッ!!!」 「みんな…疲れているのか?」 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- 狗道供界(くどうくがい)は『鎧武外伝 仮面ライダーデューク』『小説 仮面ライダー鎧武』の登場人物。 本項目では彼が変身する「仮面ライダーセイヴァー」についても解説する。 演:鳥羽潤 概要 人物 仮面ライダーセイヴァー装備 アームズチェンジ一覧ブラッドザクロアームズ 蓮華座偽神セイヴァー ゴールデンアームズ ダークネスアームズ 魔蛇アームズ/骸骨恐竜 概要 沢芽市で勢力を広げているカルト集団「黒の菩提樹」の教祖として暗躍する男。 かつてはユグドラシル・コーポレーション研究所の元責任者で戦極凌馬の前任者であったが、 過去に起きた禁断のリンゴロックシードの起動実験でおきた暴走事故ですでに死亡している(*1)。 この事故をもみ消すために記録から抹消されており、ユグドラシル・コーポレーションの主任である呉島貴虎さえも彼の存在を知らなかったという。 もっとも、一度死亡したことで「人間として」の肉体は消滅したが、供界は幽霊のように神出鬼没に現れたり消えたりしている。 当人曰く、高位の存在に生まれ変わっており、本編で登場した「始まりの女」と同じく精神エネルギー体の擬似オーバーロードと化している。 上記の実験事故により三千世界を巡った後に「武神の世界」と称されるとある世界にたどり着いた供界は、 自身を導いた「蛇」と名乗る存在、サガラからブラッドオレンジロックシードとゲネシスコアを手渡された。 彼は黄金の果実に至って神となり、世界を救済するという野望に取りつかれ『黒の菩提樹』を結成し、沢芽市で暗躍を繰り広げることとなる。 世界を救済するために神に至ろうとした男の行く末は、二つの物語を参照。 人物 精神エネルギー体となってからは、(野望に駆られたことが大きな要因もあるが)如何にもカルト集団のトップとも言えるような語り口をしており、 自身が神へと至るための協力者として凌馬に対して「試練」と称して後述のザクロロックシードを介して沢芽市民の洗脳や自爆テロを行うなど、 世界を救済するという目的を完遂するためならば市民の命を平然と切り捨てる非道な人物と化している。 (あるいは人間の頃からこの様な人物だったのかもしれないが…) なお、凌馬からは新たな世界を創り出すものが神の定義であるが、その思想がなく、何の可能性もないことから「三流」と評され、 「貴様みたいなつまらない男が……神になどなれるものか!」と否定された際は怒り狂って凌馬を始末しようとした。 さらに言うと、彼の本質は「自分と同じ所まで人類を引きずり堕としたいだけ」と呉島光実に言い当てられてしまう。 仮面ライダーセイヴァー 狗道供界が変身するアーマードライダー。 スーツアクターは藤井祐伍。 供界自らが神になることで世界を救おうという考えを表すかのように、その名は救世主を表す「Savior/saviour」から取られている。 ゲネシスコア付き戦極ドライバーにロックシードを2つ装填して変身を行う。なおロックシードはどちらも初期型のためジンバーアームズにはならない。 間違ってもセイバーではないので、注意されたし(*2)。 装備 ●ロックシード ザクロロックシード 識別ナンバーは「L.S.-MESSIAH」。ただし、それが記されているのは供界が持つロックシードのみとなっている。 ナンバーが記されていない量産型のロックシードには供界が持つロックシードから指令が送られ、所有者の精神はトランス状態にされて供界の意のままに動く操り人形となる(*3)。 さらに言うと、このロックシードを起動してしまうと所有者を巻き込んで爆発を起こしてしまう。また、このロックシードを起動してもインベスの召還「は」出来ない。 謂わばこれは、供界が独自に開発した、「洗脳」と「自爆」という特性を持っており、耀子からはテロ専用のロックシードと評される(*4)。 劇中でシドが所有者の一人から量産型のロックシードを奪い取り、凌馬は供界の持つロックシードから送られる指令を逆探知して、供界の居場所を突き止めた。 小説版でも設定を掘り下げる形で登場。自爆テロによる混乱で流行った「命の実」として黒の菩提樹の正式な信徒にコレを与えられていた。 実は適応者を肉体から解放されたオーバーロードに変化させる機能を持つが、適応者は皆無に近い。起動すれば自爆するのは所有者が不適応者だからである。 また、上記の通りインベスの召喚は不可能であるが、『サッカー大決戦』に登場した「イナゴ怪人」を召喚できることが可能であり、供界はイナゴ怪人を無数に召喚させて光実を追い詰めていた。 なお、MESSIAHとは『救世主』の事で、ライダー名であるセイヴァー(=saver、またはsaivour)と同じ意味になる。 ブラッドオレンジロックシード 識別ナンバーはオレンジロックシード同様、「L.S.-07」。 鎧武 ウィザードで武神鎧武が使用したロックシードと同型。 小説版では、禁断のリンゴロックシードの実験事故で人ではなくなり、空虚な空間を漂っていた際に『天下分け目の戦国MOVIE大合戦』の世界(曰く武神の世界)に迷い込み、 そこで「蛇」と名乗るサガラと遭遇した事で下記のゲネシスコアと一緒に与えられたものだと判明した。 金のリンゴロックシード 小説版にて供界が生み出した黄金の果実が禁断のリンゴロックシードを経て変化した物。 魔蛇ロックシード 識別ナンバーは無し。(*5) 小説版終盤で追い詰められた供界がかつて自分を導いた『蛇』のイメージと、真実である『死』が混じり合うことで誕生した。 ちなみに魔蛇とは、ステージ作品『仮面ライダー鎧武 ファイナルステージ&番組キャストトークショー』に登場したキャラクター。 彼もまたサガラのように世界を見守る存在であったが、ある時世界を手にしようという野望に駆られていた。 ●戦極ドライバー/ゲネシスコア アーマードライダーが変身に使用するベルト。セイヴァーの物はフォールディングバンドが銀色の量産型。 そして、供界が変身する際のドライバーにはフェイスプレートは付かず、初めからゲネシスコアが付いている。 肉体を失いエネルギー体と化した供界がこの世を干渉するのに必要な『楔』でもあり、デュークに破壊されたことで倒された。 しかしこれさえ生産されればいつでも復活は可能であり、更には供界が黄金の果実に至ったことで完全に弱点も克服した形となった。 ちなみにゲネシスコアも「蛇」と名乗るサガラと遭遇した事で上記のブラッドオレンジロックシードと一緒に与えられた事が明らかとなった。 なお、COMPLETE SELECTION MODIFICATION「戦極ドライバー」では「元々の待機音声が劇中では流れなかった」という事もあってか、 『鎧武』チーフプロデューサーの武部直美氏との相談の末、洋風の待機音声をベースとした専用の新規音声が作られる事となった。 ●アームズウェポン セイヴァーアロー 弓型のアームズウェポン。ブラッドザクロアームズ、ゴールデンアームズで使用。 外観はゲネシスライダー共通の武器である創世弓ソニックアローを黒くしたものであり、凌馬はソニックアローと似た武器が使用されている事に驚いていた。 ソニックアロー同様、斬撃用の武器としても使用可能。そして、明らかに片手でつまり弓を引かずに矢をぶっ放している場面がある。 小説ではソニックアローの『ソニックボレー』のようにザクロロックシードを装填し、強力な矢を放つ必殺技を披露している。 発動時の音声は『ザクロチャージ!』。 大橙丸(ブラッドオレンジ) 赤いオレンジを模した片手剣型アームズウェポンで、武神鎧武が使っていた物と同型である。ブラッドザクロアームズで使用。 ソードブリンガー 両刃の長剣型アームズウェポンで、マルスが使っていた物と同型である。ゴールデンアームズで使用。 黄泉丸 骨を模した片刃の大型片手剣型アームズウェポンで、仮面ライダーフィフティーンが使っていた物と同型である。魔蛇アームズで使用 アームズチェンジ一覧 ブラッドザクロアームズ 「私の目に狂いはなかった……」 「世界を救うためには、やはり貴方の力が必要なんだ」 「君はとても不愉快な存在だ! ここで終わりにさせてもらおう!」 「いいだろう……。これが最後の試練だ……」 「変身…」 /ザクロ!\ /ブラッドオレンジ!\ ハッ! ブラッドザクロアームズ! 狂い咲き・サクリファイス! ブラッドオレンジアームズ! 邪ノ道・オンステージ! ザクロロックシードとブラッドオレンジロックシードで変身する基本形態。 変身音はザクロ側は「ブラッドザクロアームズ! 狂い咲き・サクリファイス!」、ブラッドオレンジ側は「ハッ! ブラッドオレンジアームズ! 邪ノ道・オンステージ!」。 漆黒のライドウェアに鮮血を思わせる赤い装甲とボロ布を纏った姿をしている。その為か、小説版では「鮮血の救世主」と称される。 変身する際はクラックを介さず既に変形済みのアームズと共にライドウェアが出現し、上記の二つの音声が流れた後にアームズが装着される。 鎧武系のアーマードライダーというよりは次回作の仮面ライダードライブの変身プロセスに近い。 アームズの装甲も左右非対称であり、前後のプロテクターと右肩の部分がリンゴアームズと酷似している物であり、左肩の部分はブラッドオレンジアームズの物となっている。 スペックも申し分なく、斬月・メロンアームズとデューク・レモンアームズのコンビと戦っても互角以上に立ち回り、 劇中でもトップクラスの強さを誇る貴虎をもってしても「手強い」と言わしめるほど。 アームズウェポンとしてセイヴァーアローと大橙丸を駆使した二刀流とセイヴァーアローによる射撃戦を得意とする。 スーツは仮面ライダータイラントを改造したものだが、更に言えばタイラントもマルスから改造しているため、実質的には二度の改造を経ている。 蓮華座偽神セイヴァー セイヴァーシステムの起動と共に出現した菩提樹の巨大な華と一体化した強化形態。「終末世界をもたらす大天魔」と称される。 外見は『蓮華座武神鎧武』と酷似しており、名称もそれに倣ったようなもの。無数に伸ばした蔓と炸裂する花弁を武器としている。 菩提樹に攻撃を仕掛ける斬月 スイカアームズを圧倒するも、ジンバーメロンアームズに変身した斬月に倒されてしまう。 しかし斬月たちライダーの奮闘も虚しく、菩提樹へのエネルギーの供給は完了され、黄金の果実となった供界による救済を阻止できなかった。 余談だが、「偽神」という名称が付いているのは、凌馬の言うとおり供界が「神でも救世主でもない、意味のない空っぽの幽霊」であることを暗に示しているのだろうか。 ゴールデンアームズ /ザクロ!\ /ゴールデン!\ 「変・神」 ブラッドザクロアームズ! 狂い咲き・サクリファイス! 金! ゴールデンアームズ 黄金の果実! ザクロロックシードと金のリンゴロックシードで変身する強化形態。 変身時の掛け声は「変・神」であり、「鮮血と黄金の鎧に覆われ、血の色でありながら黄金の輝きを持つ」姿をしている。 黄金の果実の力を解放した神としての姿に恥じない強さを持ち、龍玄ら5人のライダーと互角以上の戦いを繰り広げていた。 アームズウェポンとしてセイヴァーアローとソードブリンガーを駆使した二刀流で戦う。 ダークネスアームズ ダークネスアームズ オぅゴンの果実……! ゴールデンアームズからメッキが剥がれるかのごとく爆散した直後に復活したセイヴァーの派生形態。「淀んだ闇と紅色に染まった」姿をしている。 黒のリンゴロックシードを装填していると思われるが、ダークネスアームズの専用アームズウェポンであるダーク大橙丸を使用しているのかは確認できない。 だが黄金の果実となった供界に滅びがなくなり、何千回も繰り返す戦いで何千回もの敗北してもなお消滅しないしぶとさを見せているも徐々に黄金の果実としての力を磨耗していき…… 魔蛇アームズ/骸骨恐竜 「蛇よ……迷える私を……導きたまえ……」 魔蛇アームズ 邪ノ道は蛇……! かつて供界を導いた『蛇』のイメージと、供界が得た真実である『死』が混じり合うことで誕生したロックシードで変身するセイヴァーの真実の姿。 クラックから降り注ぐ骨によって形成された「がらんどうな餓者髑髏」のような姿をしており、まるで「空っぽ」な供界の本質を表わしているように見える。 幾多の戦いで疲弊したライダー達を追い詰めるも、かつての死亡した筈のライダー達に妨害され、デュークの放つソニックボレーをくらい沈黙。 しかしセイヴァーは無数の骨に飲まれて暴走し、骨だけの恐竜の姿をした巨大な怪物「骸骨恐竜」と化した。 そして現れた本当の『黄金の果実』たる鎧武 極アームズによって倒され、長きに渡る『鎧武の戦い』にピリオドを打ったのであった。 ☆必殺技 魔蛇スカッシュ カッティングブレードを1回倒して発動。 無数の骨の波濤を放つ。 魔蛇スパーキング カッティングブレードを3回倒して発動。 無数の骨から見上げるほど巨大な骨の腕を組み上げて標的を叩き潰す。 ちなみに魔蛇オーレは未登場だが、もし繰り出したらどのような技なのかが気になるところである。 「いつまで項目を作成し、追記・修正するのか」 「生きてる限り、ずっと」 「……そうか。ならば生きて、死ね。この幾千の項目に満ちた、このサイトで」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- 過度な雑談およびキャラ・作品に対しての誹謗中傷等を行った場合、IP規制・コメント欄の撤去等の措置がされる可能性がありますのでご了承下さい ▷ コメント欄 [部分編集] リデコ・リペイントどころか小説版ではCGもパクった人 -- 名無しさん (2019-05-05 16 31 13) 小説でしか輝けない男、記事なかったのか…… -- 名無しさん (2019-05-05 20 02 49) 精神エネルギー体となる前はどんな感じの人物だったんだろう? -- 名無しさん (2019-05-24 21 05 57) 骸骨恐竜のセイヴァーは花弁状に開いた肉食恐竜の頭部の中にある人間の髑髏に埋まっているという事から、蓮華座武神鎧武やマルスの炎の馬のように髑髏から上半身が出てる姿だと思う。 -- 名無しさん (2019-12-15 20 59 49) 狗道がパクッてないのはマルスの炎の馬、マルスの分身体、化け物の口みたいなサッカーゴールなどで意外とコウガネの要素が少ない。オリジナル要素として黒の菩提樹のシンボルであるコブラを基に魔蛇アームズの上半身がある骸骨コブラ、もしくは骸骨大蛇になってもよかったし、コブラと蛇だったらそれしかないと思う。なぜ恐竜なのか? -- 名無しさん (2020-01-22 14 45 54) 名前もカルト的で、狗道は狗神(犬神)の道、供界は供える世界という意味とされる。 -- 名無しさん (2020-03-11 13 13 34) 鎧武たちが今まで戦った悪たち( 武神 鎧武、バダン総統、コウガネ( マルス&邪武 )、魔蛇 )のチカラを司る強敵と、そいつが目論んだ「 人類補完計画 」...出会うべき&巡り合うべき相手を間違えたのかしら...。 -- 名無しさん (2020-03-11 14 29 41) 世界線を超えて平成ライダーの戦いを見てきたが、魔王であるオーマジオウを見ればさすがに狗道でも戦慄するだろう。 -- 名無しさん (2020-03-28 19 50 08) なんでもう項目あるんだよと思ったらそういうことか、笑った -- 名無しさん (2020-07-30 12 01 00) アーマードライダーは初期では鳥モチーフで鎧武達をよく見ると羽根のデザインなどがあるが、それに対してセイヴァーが骸骨恐竜になるのは狗道(狗だけど演者は鳥羽という鳥要素の名を持つ)が進化する事のない絶滅生物の化石のごとき存在という皮肉なのか。だからこそオリジナルの巨大形態もないのか。 -- 名無しさん (2020-09-27 09 48 03) 魔蛇ロックシード、まさかの商品化!? -- 名無しさん (2020-10-25 11 56 02) その気になればヘルヘイムの蔦も操る事ができたかは不明。可能ならば果実を瞬時にザクロロックシード化させて爆弾の蔦か触手にもできたかも。 -- 名無しさん (2020-11-03 11 06 31) ネットでコラ画像による魔蛇アームズを見たが、案外、がらんどうなパルプアイと肩と胸部(背中にはマント付き)だけが魔蛇でそれ以外はセイヴァーとあまり変わらないかもしれない。 -- 名無しさん (2021-05-04 21 59 45) デザイン画では両手足のアーマーは銀色ではなく赤色でまさに鮮血の救世主といったデザインだった。なお、タイラント、マルス、ブラックバロンと共通する模様は黒く描かれる予定だった模様。 -- 名無しさん (2021-05-09 17 09 40) 2020年においてセイバーという名の令和ライダーが出現した事で名称がややこしい存在にもなったが、実はセイヴァーこと狗道も、柘榴=ガーネットの別称にもなるカーバンクル(白い魔法使い)、変身プロセスが変形済みの鎧装着(ドライブ)、変身者が幽霊(ゴースト)、救済の蜘蛛の糸うんぬん、組織の紋章がコブラで血と蛇の姿(ブラッド族)、パクリ巨大変身態(バールクス)、イナゴ攻撃や人体モチーフと再生能力(ゼロワンとエデン)、スーツの流用(ソロモン)など前後作品との共通点が多数あり。唯一、狗道ができなかった事は神(黎斗)になれなかった事ぐらい。 -- 名無しさん (2021-07-05 16 30 15) CSM鎧武にて魔蛇ロックシードのシードインジケーター(上部)が判明。改造元のフィフティーンと同じく果実モチーフではなく、紫の背景に放射状に広がった黒い稲妻模様の中央に金色の目を持つ紫のコブラの正面が毒牙を向けているもので、黒の菩提樹のシンボルと似ている。 -- 名無しさん (2022-05-12 11 27 29) 仮面ライダーは数多くいれども、これほどややこしい名前はないだろうな。声に出せばほぼ同じだし -- 名無しさん (2022-05-12 11 40 51) ビヨジェネのデビルライダー軍団に三流とこき下ろしてきたデュークの代わりに出れれば良かったのだが 一応鎧武の裏ボス的存在だし4号も出れたならVシネ・小説出身のコイツも出られたのではないかと思うし飛羽真とまさかの対決とかやれたのに -- 名無しさん (2022-05-12 20 24 28) CSM魔蛇ロックシードの音声もついにお披露目。音声は完全新規でフィフティーンの要素はキャストパッド以外になし。ファイナルステージverの音声にできる他、巨大な骨の腕を出現させる魔蛇スパーキングはザクロオーレと似たお経タイプの音声であることも判明。 -- 名無しさん (2022-11-24 09 09 46) 小説を改めて読み直すと、音声的に魔蛇ロックシードをゲネシスコアではなく戦極ドライバーのドライブベイにセットしたとされ、案外、姿は魔蛇(少なくとも顔のデザインは不明)と何ら変わらないのかもしれない。 -- 名無しさん (2022-11-29 17 22 54) 鳥羽氏は90年代後半に木曜の怪談 悪霊学園にて中村玉緒の霊を祖母に持つ広末涼子演じるJK退魔師、仲間由紀恵らが演じる同級生と共演している他、サッカーが得意、悪霊、蛇の化け物など鎧武や狗道と通じる要素が満載だったりする。 -- 名無しさん (2023-10-16 15 55 56) 彼の名のひとつである狗は狐狗狸さんの名のひとつでもあるが、神となった狐、正しい心を持った黒い狸と戦った神殺しの黒狐が自分を眠らせてくれた神を狙っていたことが判明。彼自身は倒された後だったためか、それとも三流にすぎないためか、黒狐の殺しの対象には入ってなかった。 -- 名無しさん (2023-12-12 22 01 44) 報告にあった違反コメントを削除。 -- 名無しさん (2024-02-15 18 22 07) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/roborowa/pages/397.html
『俺が守るこの未来/俺様が破壊するこの未来』(5) ◆2Y1mqYSsQ. □ ゆったりとしたダボダボの派手な衣装を身にまとい、赤い大きな鼻をメイクで白くした顔につけた滑稽なピエロが現れる。 薄暗い部屋の中で、丁寧にお辞儀をしていた彼は顔を上げた。 「皆様、お久しぶりでございます。無情な終りを告げた演目『ロボ・サイボーグキャラバトルロワイアル』はいかがでしたでしょうか?」 ピエロは耳に手を当てて、観客の方向へと向ける。 何度か頷いた後、顎に手を当てて口上を続けた。 「ふむ、皆様不満たっぷりでございますな。しかし、それも仕方ありません」 ピエロは理解している、とアピールするように暗闇の中を歩き回る。 変わらぬ笑顔を滑稽だと思うか、不気味だと思うかは人それぞれだろう。 「ですが、皆様はお忘れでないでしょうか? まだこの最後の演目、最終回のタイトルが出ていないことに」 大げさな口調で告げるピエロは、腕を広げて観客へと宣言する。 静かだった周囲が、さらに静けさを増してピエロは笑う。 「それでは、最終回の続き、存分にお楽しみください」 ピエロはお辞儀をして退場をする。 その場には闇だけが残った。 □ 空っ風が吹いて、砂埃が舞い上がり少女は顔をしかめる。 長い金の髪を後ろで一纏めのポニーテールにしていた少女は目の前の巨大な建造物を見つめた。 幼い少女の目つきが、歳不相応な専門家としての目に移り変わる。 「シエル、どうだ?」 「あれがエリア・ゼロの宇宙要塞ね……」 シエルと呼ばれた少女は、緑の戦闘服を身にまとい、ゴーグルで目を隠した青年型レプリロイドへと振り向く。 その顔には驚きの表情が混ざっていた。 「ミラン、見て! 森が……自然が再生している。すごい……」 シエルの言葉通り巨大な岩の建造物の地面との追突部には、巨大な樹木が群れをなして森となり要塞へとツタを這わせている。 遠めで見る分には、鳥が飛ぶ様子も見えていた。 その状況に驚いたシエルの感想はもっともなものだった。 百年前、英雄であるエックスとゼロが消えて人類が混乱する中、突如として現れた宇宙要塞が地上へ落下してきたのだった。 ステルス性能が高かったのか、レーダーの反応を逃れ迎撃が間に合わなかった。 なにより、イレギュラーハンターが弱体化していたのもあって、要塞が落ちるのを止められることは不可能だったのだ。 そして要塞が落ちて、災害が起きて人類は滅亡の危機に立たされた。 人類の混乱を極め、長年混沌の日々を過ごすことになる。 そして要塞が落ちた地域は危険地帯として、長らく封鎖されることとなった。 「百年もあれば、自然は復興するのか……確かにすごい……」 「ちょと、シエルもミランも、他のみんなも見とれないで早く行こう。あいつらに先を越されたら、全部が無駄になるのよ!」 「ご、ごめんなさい。パッシィ」 シエルの周囲を光る小人が感動する皆に声をかける。妖精の姿を模した彼女は、サイバーエルフと呼ばれる存在だった。 不思議な力を持っているエネルギー体の総称、と説明するしかない電子の妖精たちは、人間とレプリロイドの生活を助けてくれる貴重な存在だ。 特にパッシィはシエルとの付き合いが長く、互いに気心知れた仲だった。 エリア・ゼロへとたどり着いたころには、すっかり日は暮れて夜を迎える。 月光が淡く光る下、一行は焚き火を囲み、周囲を警戒していた。 獣がいたのは予想外だが、炎があれば近寄ることはない。 敵がこの森に入った様子はない。だから警戒しながらも、一行は身体を休めることにしたのだ。 シエルはついてきた十名近くのメンバーに感謝の念を感じている。 ここで休むのも、人間であるシエルに気を使ってのことだ。 「シエル、こっちこっち」 「あ、パッシィ。ちょっと待って」 先を進むサイバーエルフの親友の後をついていき、シエルは森の中で彼女が見つけたものを確認しようとした。 彼女はシエルの親友だ。いったいなにを見つけたのか不思議に思うと、たどり着いたようでパッシィは宙で留まっていた。 「湖…………」 「エリア・ゼロにもこんな場所があったの。見張りをやるからシエル、ここで水浴びでもしましょう」 「ありがとう、パッシィ」 砂埃に塗れ、森にたどり着いたら土や泥で汚れたシエルとしてはパッシィの申し出はありがたかった。 シエルは衣服を脱ぎ、裸体を晒して水に足をつける。少し水温は低いが、砂漠だったエリアに比べれば森林地帯であるエリア・ゼロは夜でも蒸し暑い。 むしろちょうどいいと、シエルは飛び込んだ。 ちゃぷ、と湖で浮かび、上空の月をシエルは見上げる。 月光を浴びた身体は少女から大人へとなりかけの、青い果実のような裸体。 水面に広がる金の長髪と、白い肌を流れる水が妙な色気を演出していた。 収穫前の青い果実が魅力的に映ることもある。 摘んでいしまう背徳感というものを、彼女の肢体は持ち合わせていた。 「どう? シエル?」 「うん、気持ちいいよ。パッシィ」 シエルはそう微笑むが、パッシィの表情は暗い。 友達の悲しそうな顔を見つけて、シエルは黙っていられず声をかける。 「パッシィ、不安?」 「シエルのほうこそ、怖くないの? 私たち、レジスタンスが勝てる切り札……ゼロが本当にここにいるのか」 パッシィが核心をついてくる。シエルたちはレジスタンスとして、危険なエリア・ゼロまでやってきたのだ。 エリア・ゼロの宇宙要塞に、伝説の英雄の片割れのゼロが眠っている。その情報を持って。 百年前、宇宙要塞の落下による災害で人類とレプリロイドは疲弊していた。 確実に数が減る人類。汚染された地上になす術もなく人は減っていく。 そんな中、英雄のエックスが帰還してネオ・アルカディアを建設したのだ。 実はこの帰還したエックスは本物のエックスではない。 レジスタンスの仲間には告げていないが、シエルによって生み出された、エックスのDNAをコピーしたコピーエックスとでも言うべき存在である。 それでも、英雄の存在は人々に希望を与えて国を作り、平和をもたらせた。 当時の高官はコピーエックスの生まれを秘匿し、シエルの頭脳がいずれ役に立つと彼女を冷凍睡眠させた。 それから何十年経ったのだろうか。 冷凍睡眠から目覚めたシエルが見たものは、人間が笑顔で暮らすネオ・アルカディアだった。 ただし、多くの無実のレプリロイドを犠牲に築き上げた平和だ。 シエルはコピーエックスに進言をするが聞いてもらえず、ネオ・アルカディアから離れてレジスタンスへとついたのであった。 湖から上がり、パッシィがもってきたタオルで身体を拭いて着替える。 金の長髪を後ろに一纏めして、仲間のもとへとシエルは戻っていった。 土や木々の匂いがシエルに安心感を与える。泥臭い、と答える人物もいるかもしれないが、シエルはこの匂いが好きだった。 突如、銃声が聞こえてシエルはパッシィと顔を見合わせる。 走って仲間の無事を確認しようとしたとき、三人の仲間が森から現れた。 「シエル、逃げるぞ! 奴らだ!」 「ミラン、他のみんなは――――」 「カオルもリュウも足止めに向かっている。あいつらの想いを無駄にするな!」 ミランの言葉にハッ、となってシエルは唇を噛み締める。 一度だけ、レジスタンスの仲間が奮闘している方向を見つめてから、目的地へと走った。 木々が燃えて、レーザーが走る。五メートルほどの巨体をもつメカニロイド・ゴーレムが姿をみせた。 「くそっ! スーパー『デストロン』め、こんなところまで現れるなんて!」 ミランの叫びを受けて、シエルは自分たちの敵が始めて姿をみせた日を思い出していた。 □ レジスタンスとしてネオ・アルカディアの治安維持部隊と小競り合いを続けていた頃だった。 突如として全世界にそれは発信された。 シエルの研究室も例外ではなく、モニターが強制的に点く。 後で聞いた話だが、レジスタンス本部のメインモニターにもこの放送は行われたらしい。 『こんにちはー! メガトロンでーす!』 巨大な赤いボディを持つレプリロイドが突如として電波をジャックして、能天気な声をかけてくる。 シエルは……いや、全世界の人々がなにが起こったのかなにも理解していなかった。 メガトロンと自己紹介したレプリロイドは耳に手を当てて、誰かの声を待っているような真似をした。 『あれー? 声がちっちゃいなー。こんにちはー! メガトロンでーす!!』 さらに大きい声を出して、シエルが眼を白黒させているとメガトロンは満足そうに頷いた。 そして彼の移動にあわせてカメラが動く。シエルはメガトロンが歩いている場所に見覚えがあった。 『さあて、皆さんにお伝えしないといけないことがあります。この国を収めていた英雄エックスですが……俺様が殺しちゃいました♪ てへ♪』 メガトロンの言葉を肯定するかのように、カメラが動いて一人のレプリロイドの残骸を映す。 青い装甲に光る十の武具の一つ、エックスバスター。七つに引き裂かれたボディ。あらぬ方向に曲がる脚。血塗れだが、誰もが知るエックスの顔。 シエルは一瞬で理解する。メガトロンの宣言は真実で、シエルが生み出したコピーエックスはもう死んだのだと。 『さて、このネオ・アルカディアは俺様が掌握し、ここに破壊大帝として皆さんの支配者であることを宣言しまーす! 大統領として……いや、シュワちゃんを偲ぶ意味で州知事がいいのか? とりあえず、俺様のマニフィストをお伝えしたいと思います』 ニヤニヤと笑うメガトロンに、シエルは怖気が走る。信用できない、邪悪な笑みだ。 メガトロンはその雰囲気を隠そうともせず、大げさに叫んだ。 『芸人を育てたいと思います! じゃなかった。優秀な科学者以外、死刑!』 どう乗っ取ったのかわからないが、ネオ・アルカディアすべてのメカニロイドがメガトロンへ付き従って、人もレプリロイドも虐殺を始める。 そうして、地上の唯一の楽園だったネオ・アルカディアはこの日より地獄と化した。 「ふむ、シエルちゃんがそっちにいるね」 『いかがいたしましょうかブーン。メガトロン様ー』 「シエルちゃんは捕獲。それ以外はやぁっておしまい!」 『あらほいさっさ! だブーン』 「君ね、もうちょっと悪役として迫力を……あ、切っちゃった。まあいいか」 そう呟く声はメガトロンのものであった。しかし、その姿は赤き巨体だったメガトロンの面影がない。 巨躯はそのままに、白い鉄仮面を被って重厚なローブを身にまとうような姿だった。 もっとも、メガトロン本人はミノムシモードと呼んでいるが。 このミノムシ、実はネオ・アルカディアのコンピュータールームに繋がれて全メカニロイドを操っているのだ。 もっとも、先ほどのレプリロイドのように進んでメガトロンにつくものもいたが。 「しかし、あの要塞をまた眼にするとは、懐かしいぜ」 と、いってもメガトロンの感覚としてはたった数ヶ月前の出来事である。 不死身だ、と宣言したものの、本当に生き延びるとは本人も思ってみなかった。 とんだ拾い物である。 「あれが残っているということは、結局ブラックホールが全部吸い込めなかったということか。 まあ、あの装置ってボロかったからな。しょうがないしょうがない」 メガトロンの言うとおり、半壊した装置が生み出したブラックホールは長時間維持できずに消えたのだ。 充分な質量が残った要塞は地表に激突し、災害を生み出したのだろう。 メガトロンはゼロたちが結局阻止できなかったことを、ざまみろと内心で舌を出した。 「さあて、あの要塞が残っているなら平行世界移動装置のデータも残っていそうだが、どうしたものか。 うまくいけば優秀な科学者と、装置のデータが手に入るのか。グッフッフッフ……」 やがてメガトロンはハイテンションとなって大声で笑う。 悪が生きて正義が負ける。これほど愉快なことはない。 メガトロンには敵がなかった。 「しっかし、ここでもついてくる部下がブーンだとかゴッツンコとか変なのしかいないのは俺様人事に関して呪われているのか? まったく……」 この愚痴だけは、聞かなかったことにして欲しい。 メガトロンは誰にも向けず、思わず呟いてしまった。 □ ハッ、ハッ、ハッ、と息を切らしながら、宇宙要塞内の通路を駆け抜ける。 もうすでに日は昇っていた。一夜走り通しで体力が限界に近い。 それでもシエルは冷静に周囲を観察する。通路は埃が積もっており、崩れた金属の壁が周囲に並んでいた。 パッシィが前方の安全を確認して、ミランとマリでシエルを挟んで進む形になっている。 「シエル、まだ!?」 「スーパーデストロンのコンピューターから見つけた地図によると、あそこよ! みんな!」 シエルが叫んで皆を誘導する。携帯端末が部屋を示して近づいていた。 同時不安もある。メガトロンはコンピューターの扱いの達人だ。 こんなにあっさり情報を引き出せたのは、罠ではないのか。 それでもシエルは進むしかない。もうこの手しかないのだ。 「くっ! 敵が追いついてきた……シエル。先にいきな!」 「マリ!」 緑の服を着た、女性戦闘員のレプリロイドのマリが銃を乱射する。 ミランがマリの名を叫ぶシエルをつれて、先を促した。 いつもこうだ。シエルは足手まといではないのか、常に不安だった。 「ここか!」 ミランが瓦礫を跳ね除けて、ゼロが存在するはずの部屋へ滑り込む。 そこでシエルは眼を見張った。 天井には穴が開き、太陽が覗いている。中央に伸びた大樹が、要塞を突き抜けて存在していた。 草が好き勝手の伸びきったその場所は、かつてリラクゼーションルームとして存在していた場所であった。 ここから草木の種が飛び出して、自然が復活したのかとシエルは感心する。 そして、シエルは発見する。 部屋の中央に座り込んだ、赤いアーマーを着込んだレプリロイド。 求めたはずの『英雄』の姿だった。 「動くの……これ?」 「こら、パッシィ!」 「でもミラン、これどう見ても死んで……」 パッシィの言うことももっともだった。しかし、シエルは諦めず草木を跳ね除け、ゼロの傍に移動する。 携帯端末を接続して眼を覚まさせようと操作するが、プロテクトがその命令を拒絶した。 自己再生を呼び起こすプログラムでもあるが、プロテクトが邪魔をして手出しを出来ない。 「くっ! もう一度……」 「シエル、危ない!」 ミランが叫んで、シエルを襲った凶弾から身を挺して庇う。 シエルが入り口を確認すると、エックスを模したアーマーをつけたパンテオンが存在していた。 モノアイが光り、バスターを向けてくる。ミランは震えながら立ち上がり、パンテオンを睨みつけた。 「シエル、ここは撤退しろ! 俺が時間を稼ぐ!」 「その身体では無理よ! ミラン!」 「パッシィ、頼むぞ……うおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!」 ミランはシエルの忠告を無視して、突撃をする。 シエルはミランの名前を呼ぶが、彼は止まらない。 「ミラン…………」 「シエル! 悲しんでいる場合じゃないわ!」 パッシィが携帯端末を除き、シエルの顔を覗きこんだ。 えっ、とシエルの口が形作ると、パッシィは優しい笑顔を向ける。 「シエル、私の力を使って! それしかないわ!」 「パッシィ! でもそれじゃ…………」 「大丈夫。少し怖いけど……シエルのためだから!」 そういってパッシィの身体が光り、ゼロを包んだ。 シエルは名前を呼ぶが、パッシィはもうエネルギーへと変換し終えている。 唇を噛んで、シエルは起動命令を送った。 「…………なんで」 それでも、ゼロは目覚めない。本当に死んでいるのか。 ドサッ、と音がして振り向くと、死体のミランが地に伏している。 規則正しい足音と共に、パンテオンが銃口をシエルへ向けて蜂型レプリロイドが姿をみせた。 「シエルちゃん、死人に頼っても無駄なんだなーブーン。大人しく降参しちゃおうーブーン」 「そんな……」 シエルに絶望が訪れる。ここまできて、親友まで失っても英雄は目覚めない。 いや、ただの死体に皆の命を費やしてしまった。後悔がシエルに訪れる。 自分が言い出したのだ。英雄であるゼロの力を借りようと。 反対するものもいた。それを押し切って、皆を危険な目に遭わせ、存在していたのはただの死体だけだ。 「いや……」 「そんなわがまま言わないで、ブーン」 「ちんたらしていないでとっとと捕まえちまえ、ゴッツンコ」 蟻型レプリロイドが現れて、あっさりとシエルの両腕を拘束する。 身体を掴まれ、仲間から離されていく中、シエルは後ろを振り返って叫んだ。 「お願い、助けて! ゼロ!!」 悲痛な叫び。届くと思っていない叫び。それでも理不尽には抗わずにいられない願い。 シエルの声はさまざまな想いで満ちていた。 「うるさいでゴッツン…………」 蟻型レプリロイドが抗議するが、その言葉は最後まで紡がれない。 なぜなら、蟻型レプリロイドは真っ二つに斬り裂かれたのだから。 シエルの身体が落とされ、地面に叩きつけられる前に誰かに抱きとめられた。 「ああ、任せろ」 目の前の青年の、金髪が風になびく。 赤いアーマーは陽光を浴びて輝き、眼はナイフのように鋭かった。 冷たい雰囲気のほかに、内に秘めた熱さを感じさせる男。 英雄『ゼロ』の復活の瞬間だった。 「な、なななんなぁ、だブーン!」 蜂型レプリロイドがうろたえているのを無視して、ゼロはシエルを降ろし、剣を横になぎ払った。 三体同時に切り裂いて、宙へ舞い上がる。空中なら身動きが取れないと思っているのだろう。甘い。 「空円舞! 氷烈斬!」 ゼロはさらに飛び上がり、銃弾を避けて剣を逆手に持つ。Σブレードの刀身が氷を纏い、ゼロは眼下のパンテオンを貫いた。 氷像となったパンテオンを足場に飛び上がり、竜巻をブレードへと溜めて放つ。 「嵐風斬!」 ストーム・トルネードを一回り小さくした竜巻が、パンテオンの群れをなぎ払う。 ゼロの力に戦慄したのか、パンテオンは逃げるか破れかぶれに襲ってくるかの二択になった。 ゼロは襲いかかって来るパンテオンを冷静に見つめて、剣に炎を宿させる。 「龍炎刃!」 パンテオンを一体焼き尽くし、下方で構える敵へゼロは剣を振り下ろす。 円盤状の刃と化したゼロは二体のパンテオンを真っ二つにした後、静かに呟いた。 「空円斬」 「なにやっとるかーブーン! このままじゃ僕ちゃん出番減らされちゃうブーン!」 リーダーの叱責に応えるためか、パンテオンはでたらめにバスターを撃った。 ハカイダーと比べるとなんと幼稚な射撃であろうか。 ゼロはジグザグに移動して鞭のようにしならせた刃をパンテオンへと放った。 「雷神撃!」 電撃に焼かれ、意識を失う敵を見届けたとき、後ろから敵が襲ってきたのを確認する。 やるな、と感想を持つがまだ甘い。後ろのパンテオンの腕を見ずに掴む。 「地獄五段返し!」 空中で回されたパンテオンを蜂型レプリロイドへとぶつける。 なにやら大騒ぎしているが、ゼロは構わず連中の中心へと躍り出た。 囲んで殺す機会に、パンテオンの群れが殺到する。 「ゼロ!」 シエル、と呼ばれた少女が危険を忠告するが、問題ない。 ゼロはエネルギーを溜めた右手を地面へ叩きつけた。 「落鳳破ァ!」 拡散するエネルギーが群がるパンテオンをすべて砕いた。 これでもう敵はあの蜂型レプリロイドのみ。 ゼロはΣブレードの剣先を蜂型レプリロイドに向けて一言告げる。 「やるか?」 冷や汗かいた敵をゼロは冷たく見やる。 ゼロの独壇場であった。 「すごい……」 シエルは思わず、ゼロの圧倒的強さに呟かずにはいられなかった。 五十体はいたパンテオンがまるで敵になっていない。まさに英雄に相応しい姿だ。 「ご、五十体のパンテオンが……こいつはメガトロン様に報告だー! ブーン」 「メガトロン!? 奴もいるのか? 答えろ!」 ゼロは飛び上がって、両足蹴りを蜂型レプリロイドへとぶつける。 地面に落ちた蜂型レプリロイドにゼロはΣブレードをかけて脅した。 そのゼロに、シエルは近づく。 「メガトロンを知っているんですか……?」 「敬語は要らない。メガトロン……奴はなにをした?」 「メ、メガトロン様にかかればお前なんて一発だ! ブー……痛い痛い痛い」 ゼロが蜂型レプリロイドの腕を捻りあげて、怒りの表情を浮かべた。 メガトロンをゼロが知っているとは思ってもみなかったシエルはそのことを訪ねようとした。 瞬間、壁が崩れて五メートル近い巨躯のメカニロイド・ゴーレムが入ってくる。 こんなときに! とシエルが思うと、ゼロに抱きかかえられた浮かび上がった。 ゴーレムの眼が光り、電子音が聞こえてくる。この声はメガトロンのものだ。 『やあ、ゼロ君。百年ぶりだねぇ』 「まさか俺が生き延びて、お前に再会するとは思わなかったぞ……メガトロン!」 蜂型レプリロイドが『さっすがメガトロン様! ブーン』とのたまっているが、ゴーレムに吹き飛ばされる。 当然の仕打ちだ、とシエルはなぜか思ってしまった。 『ハッハー! この地球の荒廃っぷりがお前さんが失敗した証拠さ』 「……言い訳はしない。その通りだ」 ゼロの端正な顔が怒りで歪む。もしかして百年前の宇宙要塞衝突事件はメガトロンが引き起こしたものだろうか。 ならばあっさりとコピーエックスを倒したことにも納得がいく。 ゼロとゴーレムを通したメガトロンが睨みあう。 静かな殺気に、二人の因縁の深さを感じてシエルはゼロを見届けるしかなかった。 (まいったねー、まさか生き延びていたなんて) レジスタンスにゼロの存在を教えたのはメガトロン本人である。 落ち着いたため、平行世界移動装置のデータをあるかどうか調査するついで、レジスタンスへ嫌がらせをするつもりだったのだ。 嘘から出たまことというべきか。 (まあ、プロット通りだ。書いてあるからしょうがない!) メガトロンは開き直って、ゼロへ意趣返しを出来る機会が巡ってきたことをむしろ喜んだ。 メガトロンもゼロにはいろいろ返したいものがある。 凶悪な笑みと共に、ゴーレムが送る映像のゼロを見下した。 ゼロはメガトロンを前にして、自分だけが生き残ったことを悔やんだ。 同時にメガトロンとの決着を着けれる機会に喜び、まだみんなの死が無駄でないことを悟る。 ゆえに、ゼロは眼を見開いてメガトロンへ宣言する。 「だからこそ! メガトロン、お前は俺が斬る」 『ケッ! そりゃこっちの台詞だぜアーキハバラー!!』 奇妙な叫び声を前に、ゼロの剣を握る拳に力が入る。 ゼロは死者の想いだけではなく、背負っているものがある。 メガトロンはそれを知って嘲るだろう。だがそれでも構わない。 なぜならゼロは機会を得たのだ。 「ここに来る前は好きにさせてしまったが、今度こそ…………」 『あの時はお前さんに邪魔されたが、今度こそ…………』 ゼロとメガトロンが同時に呟く。 お互いにこめた念は強く、譲りようがない。 だからこそ、二人は同時に宣言した。 ロボ・サイボーグキャラバトルロワイアル最終回 『俺が守るこの未来/俺様が破壊するこの未来』 「手出しはさせない!」 『指をくわえて見届けるんだな!』 未来の守護者を宣言したゼロ。 未来の破壊者を宣言したメガトロン。 二人の拳が激突して、戦いの幕が上がった。 こうしてこの物語は終りを告げる。 続きの物語を見届ける資格があるのは、二人が賭けた未来の住民だけであった。 守護者が未来を守りきるのか、破壊者が未来を壊しつくすか。 決着のときは、シエルの眼が映したのだった。 時系列順で読む Back 156:最終回(4) Next 未来へ―― 投下順で読む Back 156:最終回(4) Next 未来へ――
https://w.atwiki.jp/aquarianagetcg/pages/3531.html
Character Card イレイザー サイボーグ/スキャナー 1/1/1 チャージ1 サーチ(勢力イレイザーのキャラクターカード) No.3071 Rarity UC Illustrator 宮下未紀 Expansion 調和の杯 カード考察 ○類似カード キャラクター スペースクリーナー 看病娘 エンジェルメリー 墓参り猫 サルファードラゴン パーマネント セーラー・スーツ 忍者装束 魔法のローブ ビッグフットスーツ 騎士の鎧 エンジェリック・ウイング
https://w.atwiki.jp/cfvg/pages/6178.html
ロイヤルパラディン - コスモドラゴン グレード〈4〉 Gユニット (トリプルドライブ!!) パワー15000+ / クリティカル 1 【シンクロ超越】- ストライドステップ - [あなたの手札、ドロップゾーンから「救世竜 セイヴァー・ドラゴン」+「ブラスター・ブレード」+グレード2のユニットを除外する] 裏のこのカードを(V)に【シンクロ超越】する。 起【(V)】【コスト】[【カウンターブラスト】(2),【ソウルブラスト】(3)]あなたの、「アルフレッド」か「ブラスター」を含むハーツカードがあるなら、そのターン中、あなたのユニット6枚のパワー+20000し、次のターン相手のヴァンガードがライドした時の効果をターンの終了まで無効にする。 自【(V)】このカードがアタックした時、【コスト】[グレード3を【ソウルブラスト】(1)、自分の(R)のユニットをターン終了時まで除外]することで除外したグレード以下のユニットを(G)にコール出来ない。 自【(V)】このカードのアタック終了時、このユニットをGゾーンに戻し、除外されている「ブラスター・ブレード」1体を選び【スタンド】でライドし、ドライブ+1。 フレーバー:集いし星の輝きが、新たな奇跡を照らし出す。光さす道となれ! 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 使ってみたいと思う 1 (100%) 2 弱いと思う 0 (0%) 3 強いと思う 0 (0%) 4 面白いと思う 0 (0%) その他 投票総数 1 コメント
https://w.atwiki.jp/cyborg_1000/pages/7.html
アーカイブ @wikiのwikiモードでは #archive_log() と入力することで、特定のウェブページを保存しておくことができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/25_171_ja.html たとえば、#archive_log()と入力すると以下のように表示されます。 保存したいURLとサイト名を入力して"アーカイブログ"をクリックしてみよう サイト名 URL
https://w.atwiki.jp/frostfell/pages/14.html
レイヴァース 領主:セシル・レイヴァース 爵位:騎士 伝説と森の国 フロストフェル氷原の北に位置する国。 所属キャラクター ロード(君主) セシル・レイヴァース(セイバー) メイジ(魔法師) シャルロッテ(?) アーティスト(邪紋使い) コロン(ライカンスローブ) ダリル(シューター) フォル・イノ(ライカンスロープ) 投影体 年表 2012年 国の西に位置するギリガンが氷結湖ミルエルンとなり、警戒態勢に入る。
https://w.atwiki.jp/aquarianagetcg/pages/4420.html
Fast Card イレイザー 2F/0C 目標/持続 ターン終了時まで、目標の≪あなたのテリトリーのキャラクター1人≫に、あなたはアンドロイド・マシン・サイボーグ・サイボーグ♂を持つブレイクカードを、ファストカードのタイミングでセット宣言可能。 ターン終了時まで、目標にあなたがアンドロイド・マシン・サイボーグ・サイボーグ♂を持つブレイクカードをセットした場合、そのカードのコストの中から、あなたの任意のカード1枚を、目標にパワーカードとしてセットする。その後、このカードを捨て札する。 No.3803 Rarity UC Illustrator A=g Expansion 約束の世界 カード考察